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2019年10月17日木曜日

くるめジュニア音楽祭2019大会レポート(その3)


エントリーNo.5
のんしゅがー(久留米市) ♪ザクロ 作詞・作曲:麻生実咲


 今回が初ステージという のんしゅがー。バンド名の由来は甘い要素が一切無いからという女子4人組は、異性へのストレートな想いを歌詞に込め、初ステージとは思えないクールなパフォーマンスを披露してくれました。


エントリーNo.6
 ASANA(長崎県) ♪戻れるのなら、、 作詞・作曲:ASANA


長崎市在住17歳の高校生シンガーASANA。中学生の頃からライブハウスやイベントに出演していたという彼女。「もう戻らないの?」と繰り返し問いかけるストレートな歌詞がアコースティックギターの綺麗な旋律に重なり、個性が光るパフォーマンスでした。


エントリーNo.7
MOMEN
(久留米市)
 ♪TIME 作詞・作曲:澪しゃん



 久留米市の大学に通う3人組ガールズバンドMOMEN。「ふわふわ」な雰囲気がバンド名の由来とのこと。現在のメンバーとなって初めて作った楽曲TIMEを披露。ポップでロック色の強いギターサウンドとパフォーマンスで会場を盛り上げてくれました。


  エントリーNo.8
 volash!!(大分県) ♪ただ抱きしめて 作詞・作曲:ゆめの


 県外でのステージは始めてという大分市の高校に通うゆめの(Vo.Gt)ときょうか(Piano2人組のvolash!! 高校生が素直に気持ちを伝えきれない感情を歌にしたという楽曲は、爽やかな旋律と歌声で見事に表現し観客を唸らせていました。

エントリーNo.9
Vermilion(筑紫野市) ♪アナタノミライ 作詞:イホキ 作曲:ちゃんげん


爽やかな8ビートナンバーで会場を盛り上げたのは高校生男女4人組バンドVermilion。
楽器は独学で覚え、オリジナル曲も多数あるという4人。抜群のチームワークと音楽をストレートに楽しむ姿がビシビシ伝わるパフォーマンスは、会場の観る人全てを笑顔にしてくれました。    

エントリーNo.10
ARAKI(福岡市) ♪おめでとう 作詞・作曲:ARAKI



もっと沢山の人に自分のライブを観てもらいたいという思いでエントリーしたというARAKI。全10組のトリを務めるのに十分すぎるアーティストとしての存在感を感じる堂々のパフォーマンスを披露。審査員とのクロストークではその演奏力と詞の世界観が高評価されていました。


 全10組のパフォーマンスが終了し、審査員らは審査へ向かいます。
ステージでは、お待ちかねのゲスト中島晴香さんのライブが始まりました。




久留米が大好きと語る中島晴香さん。 自身のTwitterではすごく刺激を受けたとのこと。
アンコールもあり、大盛況のゲストミュージシャンライブでした。


そしていよいよ審査発表
 

毎回の事ですが、審査は甲乙つけがたく非常に難しいようで、
今回は表彰の予定が無かった「KANIKAPILA賞」と「審査員特別賞」を設けることになりました。


KANIKAPILA賞 のんしゅがー



審査員特別賞 volash!!



準グランプリ ASANA




グランプリ Vermilion


受賞された皆さん、おめでとうございます。
賞に届かなかった皆さんも含め、全10組どれもが素晴らしいパフォーマンスを披露していただき、観る人、聴く人の心に歌に込めたメッセージを届けてくれたことと思います。出演者全員に素晴らしい楽曲を発表していただき心から感謝申し上げます。


4回を終え、年々くるジュニのレベルが確実に向上してきていることを実感しています。私たち実行委員会は、夢を抱くジュニアミュージシャンたちをできるだけ多くの人に、今まで音楽と接点が無かった人にまで届けたいという願いを込めてオープンエアの六角堂広場を会場に開催させていただきました。

 屋外でのコンテスト形式の音楽イベントというのはひょっとすると全国的には珍しいことかもしれませんが、これからもくるジュニはよりたくさんの方々に音楽の楽しさを伝えられる魅力あるイベントにしていきたいと考えております。

最後に出演された10組の皆様、親御様、そしてご来場いただきましたすべての皆様、ありがとうございました。


本音楽祭開催にご協力・ご支援いただきました全ての皆様に感謝申し上げます。
またくるジュニ2020でお会いしましょう!

photo:あっくん

2019年10月16日水曜日

くるめジュニア音楽祭2019 大会レポート(その2)


エントリーNo.
夏空と飛行機雲(久留米市) 「純恋風」

          


 
「学生時代を思い出しながら聴いてください!」とヴォーカルのマリエルさんが語ると、どこか懐かしいメロディーとやさしい歌声が賑わう会場の空気を一変させてくれました。トップバッターのプレッシャーの中、堂々としたパフォーマンス!


エントリーNo.2
ゆ~すけ(久留米市)♪パズル
















福岡の大学に通うゆ~すけ。実は、KANIKAPILA Music Clubが主催する路上音楽祭の常連であり、ボランティアスタッフでもあります。 ある日、「僕もエントリーします!」との意向を示し、オリジナル曲「パズル」でエントリー。見事一次審査を通過し本選出場となりました。 ステージ衣装がスタッフTシャツとは... 前代未聞の演者です。


エントリーNo.3
おはようクリームパン(久留米市)♪スタートライン


 結成約2ヶ月の男女混合5人組高校生バンド。
 「未来」「夢」「仲間」などポジティブな言葉を疾走感あるリズムに乗せて歌いあげる姿に会場から自然と拍手が沸き起こります。仲のよさがビジュアルにもバンド名にも感じられた元気いっぱいのパフォーマンスでした。


エントリーNo.4
山下浩輝(長崎県) ♪Baby


 長崎より弾き語りでエントリーの山下浩輝。感情を込めた歌声に引き込まれ、孤独さと切なさを感じずにはいられない印象的な楽曲を披露してくれました。


エントリーNo.5
のんしゅがー(久留米市) ♪ザクロ 作詞・作曲:麻生実咲

 今回が初ステージという のんしゅがー。バンド名の由来は甘い要素が一切無いからという女子4人組は、異性へのストレートな想いを歌詞に込め、初ステージとは思えないクールなパフォーマンスを披露してくれました。

大会レポート(後半戦) その3➡

くるめジュニア音楽祭2019 大会レポート(その1)


いよいよ開幕!
am9:00
 
久留米シティプラザ六角堂広場では会場設営が着々と進行しています。
今回のくるジュニは、KANIKAPILA Music Clubが日頃よりお世話になっている2つの団体とのコラボイベントとして開催する運びとなりました。毎年様々な団体や個人よりご支援・ご協力をいただき今年で4回目を迎えることができました。

久留米市のフリーペーパー「くるめすたいる」の創刊15周年と、「NPO法人くるめ日曜市の会」の創立10周年のめでたいW周年記念イベントです。












たくさんの人が行き交うマルシェのような雰囲気の中、本選に進出した10組のジュニアミュージシャンがパフォーマンスを披露します。
今年のプログラムは...例年以上にちょっと豪華に!
 
今年の応募条件は「オリジナル曲限定」。
エントリーするジュニアミュージシャンたちはきっと魂を込めて詞を書き、メロディーを考えてくれただろうと思うと、何か記念になるものを残してあげよう!ということで私たち実行委員はパンフレット形式のプログラムを作成しました。 
来場者、出演者たちからとても好評いただいたので来年以降もこのような出演者の紹介や歌詞を掲載した記念になるプログラムを作っていきたいと思います。


12:55 開演のアナウンスが流れると、オープニングアクト「マナミ様」の登場です。
 
唐津の小学4年生女子5人組のバンド。元気いっぱいに「ロックンオムレツ」を披露すると大きな拍手が沸き開演前の場内を大いに盛り上げてくれました。

13:00  開会セレモニー

審査員紹介

 WEBマガジンミッケ!フクオカ編集長 Oshikenさん
音楽事務所N-Fミュージック代表 トールさん
 温泉ソムリエ・シンガーソングライター 中島晴香さん
   審査員長 音楽制作ディレクター
 キティエンターテインメント代表取締役 大平太一さん

  
いよいよ10組の全力パフォーマンスが開幕です

大会レポート その2 いよいよ開幕!前半 ➡

2018年10月8日月曜日

くるめジュニア音楽祭2018大会レポート その3


いよいよ後半戦!No.7~12

後半戦7組目は地元久留米市や福岡市で活動するアコースティックユニットMoon Light。披露したのはオリジナル曲「つながり」。暖かいハーモニーが印象的なパフォーマンスで会場を盛り上げてくれました。



8組目は北九州市出身21歳のヴォーカリスト高田隆貴。「花束のかわりにメロディーを」(カバー・清水翔太)を披露。カラオケ曲での歌唱パフォーマンスは観客と審査員らを唸らせ、会場の空気を一変させる余韻を残してくれました。MCとのクロストークでは「将来はミュージックステーションに出たい。」と夢を語ってくれました。



9組目は久留米市の6人組ガールズバンドbreakthrough。披露したのは「DAY×DAY」(カバー・BLUE ENCOUNT)イントロからいきなり観客を煽りまくるツインヴォーカル。随所にキメを織り込み、間奏ではヘドバンを魅せるなど、ロック魂溢れるパフォーマンスはバンドの醍醐味を十二分に表現してくれていました。



10組目は福岡市よりエントリーのはっちゃん。昨年に続き2度目の出演。今年は弾語りスタイルのオリジナル曲「好きで」を披露。サビのハイトーンが印象的なこの曲は、「好き」の感情が「怒り」に変わり始めていることを表現したとのこと。MCでは実体験をもとに作ったと語ると、審査員長の大平氏は「見た目も技術もすごく成長を感じる!」とコメントされていました。



11組目は佐賀県唐津市の154ピースロックバンド浜崎音楽少年団。披露したのはオリジナル曲「エスケイプ」。残念ながら急きょドラマーがステージに立てない状況になり、今回は3人での挑戦。ドラムは事前に録音した音源にて演奏を披露してくれました。演奏を終え15歳にしてすでにキャリアは4年と語ると、観客席にはどよめきが起こり、審査員の二人からは演奏テクニックと音楽センスを称賛するコメントが聞かれました。



そしてついに本日ラスト12組目。久留米市出身5人組バンド火曜日は7限目まで(略してカヨナナ)が登場。披露したのはオリジナル曲「叶恋」。演奏中盤、リードヴォーカルが観客席へ降りるパフォーマンスで会場が沸き、曲の随所にキメを織り交ぜバンドの一体感を表現。とても見応えあるステージさばきでした。演奏後、達成感に溢れた表情で「今日は長きに渡りお付き合いありがとうございました!!」と挨拶し見事にトリとしての舞台を締めくくってくれました。



ゲストミュージシャンライブ
光井天星~てんてん~

「飲み物でも飲みながらゆっくり聴いていただけたらと思います!」という挨拶で登場した光井天星。おじいちゃんとの思い出を綴った曲『バッハイ』を優しく歌い上げると、西日が傾き始めた会場には心地よい秋風が吹き始めました。続けて『夢を追いかけているから』、『だから僕は笑う』と3曲を披露。ステージを後にしようとすると…会場からはアンコールの大拍手!!アルバム「笑」にも収録されている躍動感あふれるナンバー『シンジルコト』を力強く歌い上げ、久留米初ライブを大いに盛り上げて締めくくってくれました。



光井天星によるゲストライブが終わると12組の出演者たちがステージに再登場。審査員の大平太一氏、石田太一氏も壇上に上がり、いよいよ審査の結果が発表されます。


【KANIKAPILA 賞】
火曜日は7限目まで(久留米市)


【奨励賞】
なのかあおい(唐津市)


【Welove久留米賞】
Oh!花to me



「今回はそれぞれの個性が光りスタイルがはっきりしていた。悩みはあったが、様々な表現方法がある中で彼のパフォーマンスは素晴らしかった!今後の期待を込めて!」と大平審査員長に言わしめた最優秀賞は... 

【最優秀賞】高田隆貴(北九州市)



エントリーNo.8の高田隆貴さんが受賞しました。
受賞インタビューでは「お客さんに自分の事じゃないかと思ってもらえるように歌っていきたい。」と今後の夢を語ってくれた高田隆貴さん。いつかミュージックステーションに出演する日をくるジュニ実行委員一同楽しみにしています!

出演された12組の皆さん、本当にお疲れ様でした!



本音楽祭の基本コンセプトは「世代を超えた音楽交流」です。
ジュニアミュージシャンたちがこの音楽祭をきっかけとして、また音楽活動を媒介として様々なベクトルへ夢や希望が動き出すことを期待して第1回から回を重ねてまいりました。おかげさまで毎年たくさんの方々からご支援ご協力を頂けるイベントになることができました。この場をお借りして心より御礼申し上げます。

ご観覧いただいた皆様のアンケートのご意見を参考に来年第4回の開催に向けて準備を進めていきたいと思いますので変わらぬご協力・ご支援の程よろしくお願い申し上げます。
(アンケートの集計結果は後日あらためて報告させていただきます。)

本日は誠にありがとうございました。
平成30107日 くるめジュニア音楽祭実行委員長 大渕勝敏




All photo by AOYAMA